転職活動の流れを知ることが転職を成功させるための第一歩!

転職

転職活動をする際にはまずキャリアの棚卸などの事前準備が必要になります。きちんと自己分析をした上で企業研究や業界研究を行うことが、選考で有利になる秘訣です。無事に内定をもらったら、退職のための引継ぎや手続きを最後までしっかり行うことで、転職先で気持ちよく再スタートが切れるでしょう。

転職活動を始める前に

早く転職したいからと言って、目についた求人に手当たり次第に応募するのはNGです。まずは腰を落ち着けて、転職活動を始めるための事前準備をしましょう。事前準備とは、いったいどのようなことをすればよいのでしょうか?

転職活動をする前にすべきこととは

転職活動のための準備段階として、まずは自分のキャリアを振り返ることから始めましょう。今まで何をしてきたのか、自分には何ができて何ができないのかについて考えます。その上で、転職先の企業や業界についての情報収集をするのがベストです。

キャリアの棚卸・自己分析をする

今までの社会人生活で、どんな経験をしてきたのかをできるだけ細かく具体的に書き出してみましょう。社内外で表彰されたことがあればそのことについても書きます。また、自分が大事にしたいことについても考え、優先順位をつけてみてください。

情報収集をしよう

企業規模の大きさにこだわらず、仕事内容や待遇ができるだけ自分の希望に沿うところを探してみましょう。同時に、業界の動向や求められる人物像について研究することも大切です。仕事をしながら転職活動をする場合は、転職サイトに希望条件を登録してスカウトや求人情報のメールを受け取れるようにしておくのもいいですね。

実際に求人に応募してみよう

情報収集をしていて気になった企業があれば早速応募してみましょう。応募の際には当然ながら履歴書や職務経歴書などの応募書類が必要になります。それらの書き方についてもしっかり事前に調べておきましょう。

応募書類の準備

応募したい企業が決まったら、必要な書類を準備します。ほとんどの場合必要になるのが、履歴書・職務経歴書・添え状の3つです。入社への熱意が伝わるよう、字が下手でも丁寧に心を込めて書きましょう。

事前に電話連絡が必要かどうかをチェック

応募書類を郵送する前に、まず応募先へ電話連絡をしなければならない場合があります。その場合は必ず電話を入れた上で書類を送付しましょう。電話をするときは、いつもよりワントーン高い声で明るくはきはきした話し方をすると好印象です。

履歴書・職務経歴書を作ろう

企業への熱意をアピールするためにも、履歴書や職務履歴書には空白を作らないことがポイントです。記入が終わったら誤字・脱字がないか確認しましょう。書いた直後にチェックするのはもちろんのこと、記入した翌日にも再度チェックすることをおすすめします。転職エージェントを利用している場合は、担当者に添削してもらうとなおよいですね。

面接を受けよう

書類選考に通って面接に呼ばれたら、短時間で仕事へのやる気や誠意をアピールできるよう、面接の練習は念入りに行いましょう。転職エ-ジェントでは面接対策をしてもらえるところも多いので、そういうところを利用するのも手です。

何を聞かれてもいいように準備しておこう

応募書類を再度読み込み、何を聞かれてもいいように準備しておきましょう。自己PRと志望動機は必ず聞かれるので、淀みなくはっきりと言えるようになっておくことが必要です。また、面接の前日には応募先の事務所のホームページを熟読して、最新の情報をチェックしておくことも大切です。

最後に「何か質問は?」ときかれたら

面接の最後に「何か質問はありますか?」と聞かれるケースが多いので、気になることがあれば積極的に質問しましょう。事務所の社風のこと、仕事の進め方、仕事の分担の仕方、一日のタイムスケジュールの流れなどについて質問するとよいでしょう。ただし、調べてわかることや待遇面については質問しないのがマナーです。

内定が決まったら

1社でも内定が出たらほっとしますよね。しかし、手放しに喜ぶ前に考えるべきことがあります。内定先に転職する意思が固まれば、勤務先に退職を申し出て、所定の手続きをすることが必要です。

内定が出たらすべきこと

内定をもらったら、その会社で本当にがんばっていきたいのかどうかを考えましょう。また、選考中の企業があれば、選考を辞退するかどうかも考えなければなりません。

内定先に入社するかどうかを決める

複数内定をもらっている場合は、熟慮を重ねた上で入社先を決めましょう。内定をもらったのが一社だけの場合でも、本当にその会社に入社したいかどうかを自問自答してみることが大切です。

退職の手続きをしよう

基本的に、就業規則に則って退職の手続きをすることになります。退職を決めたら、できるだけ早急に直属の上司に退職届を提出し、退職の意思を伝えてください。その後、後任者に引継ぎを開始しましょう。取引先にも忘れずに退職のあいさつをします。最終出社日までに引継ぎや社会保険関連の申請・手続きを完了させましょう。

円満に退職して再スタートに臨もう

「立つ鳥あとを濁さず」と言います。会社にできるだけ迷惑をかけないよう、しっかり引継ぎを終えて円満に退職することが、その後転職先で気持ちよくスタートを切ることができるカギとなるでしょう。

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